3ヶ月ぶりの更新!
ブログ”未来おみやげ展”への道を更新していたが、いざ展示が始まるとほぼ毎日会場への出勤、一日に沢山の人と話す毎日、今更ですが会場に来て頂ありがとうございました。そしてモノ作りに関わってくれた友人、スタッフに感謝します。この”未来おみやげ展”は今後も場所をかえ続けて行きますので、よろしくお願いします。
そしてフェスの季節の到来で家を出っぱなし。
旅に出て人と会って話す、旅先で絵を描く、友達が増える、お金を稼ぐ、家に帰ってから家族との生活、自分にとってなんて理想な循環なんだろうと思っています。
しかし、常に頭の中につっかる事がある。原発事故、放射能、食物汚染、環境問題、税金、借金、、、、、旅に出ても直面する事実。
今回沖縄〜久米島に絵を描きに行った時、久しぶりの友人に会った。
その友人は20年前に東京でよく会った人で、当時TV局のデレクターをしていたバリバリのキャリアウーマン。彼女は震災後、原発事故の福島からの子供達、親子を一時的に久米島に避難さすプロジェクトに携わっていた。会っていきなり”実際どうなの?”と僕が聞くと”やばいよ、もう放射能の被害は始まっているよ”って答えた彼女の声がすこし震えたような気がした。涙が出る。
”でも子供達はここ(久米島)では毎日海に入り思いっき遊んでるよ!”って彼女が明るく話してくれた。すると南国の太陽と樹木と芝生、海、音楽に溢れるフェスティバルに肌の焼けた島の子供たちと明らかに違う肌の白いの女の子がやってきた、福島の子供たちだ。”楽しい?”と聞くとニコニコしながらうなずいてくれた。”おじちゃんはあそこ(ステージ)で大きい絵を描くから見てね”みたいな事を言った気がするが、あまり憶えてない。じっとその子を見ていたらどうしたらいいのか、、、
そのフェスで描いた絵は久米島の避難を受け入れる子供達の施設に飾れる様に友人に託してきた、日差しが強いので窓に飾って日よけにもなれば少し価値になるかなと思う。
そんな各地でのフェス=まつりでは人と会いいろんな事が生まれる。アート、食事、会話から僕は未来への希望や生きるエネルギーをもらう事ができる。そして今このフェス=まつりで産まれた文化と実際の政治をまつりごととをして捉えて一つの行動を起こした男がいる。
三宅洋平
彼は前からフェスではミュージシャンの枠を超えた才能を発揮していた。
最初彼がステージで話すのを聞いた時、声の感じは僕が子供の頃、学生運動の人達が大学の門の前で拡声器で淡々と話すアジテーションを思い出させたる耳障りがあった。政治的なものに対するエネルギーが似ているのか?しかし良く聞くとアート的?ポジティブなのかネガティブなのかよく分からないまま言葉の煙にまかれて知らない間に音楽になっている。
今回政治の世界に入ろうと立候補して選挙フェスとゆうテーマで全国を周っている彼の街頭演説とゆうステ―ジで、彼の才能は間違いなく進化している。言葉の意味も態度もはっきり伝わり始めている。
僕は311以前から資本主義の行き詰まりを感じていた。政治や経済とゆわれる世界を司るもに足りないものは、自然と融合した人間の創造性だと思う。
本来、政治=まつりごととは人間が自然の大きさに対して願いや感謝を奉納する儀式であり、そのまつりごとを司るヒト=政治家だったのではないのか。
三宅洋平はそんな事を言ってくれている様な気がする。
僕は20年以上前から投票に行っている、しかし選挙、政治には参加している感覚は無い。投票はあくまでも大政党から票を散らすための小さな抵抗でしかなかった、しかし今度は違う感覚で投票出来そうだ。
今一度情報をチェックして7/21投票しようと思う。
読んで頂きありがとう。言いたい事が言えてすっきりした〜。
東京、自宅の玄関にて。